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メガドライブの「ソニック･ザ･ヘッジホッグ」をファミコンに移殖したソフトだが、何故か主人公は「マリオ」。システムは完全にソニックで、スピンダッシュなども用意されている。グラフィックの描き込みはアマイが、ループバーなどのトラップ類は完全に再現されていて、多少難易度が高い気もするが、ソニックの世界観を上手く移殖してある作品だと思う。マニアの間ではソマリは１面をループして使っている･･･つまり２面は無いと言われているが、良く見ると微妙に違うので注意して見て欲しい。
本作品は発売当初から人気が高く、日本にも輸入されると同時に話題作となった。「ファミコンでソニックが動き、主人公がマリオ」と言うこれ以上ないインパクトを備えているので、マスコミや各メディアがパチモノを紹介する時には必ずと言って良いほど登場し、パチモノソフトの代表作としてその名を広めた。発売当初はかなり高値が付いていたのだが、それでも飛ぶように売れていたからマスコミの力は大きい。最終的にはかなりの数が日本に入って来たようで、最近の価格帯は比較的落ち着いているようだ。最近はＸｉｎ１にも入り始めた事もり、プレミア的価値はあまり期待できないのだが、ＳＯＭＡＲＩのラベルは前期と後期の２種類あり、前期の方が圧倒的に人気が高い。前期のラベルがマリオで、後期がソニックなので見分けは簡単だ。
本ソフトは、パチモコレクターなら必ず持っていたいソフトだが、一般ユーザーも是非一度はプレイしてもらいたい。
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