鉄拳2がSFCで怒涛の復活!!
鉄 拳 2(SFC)
 
ジャンル
対戦格闘
操作性
★★★☆☆
市場価格
10,000〜20,000円
難易度
★★★☆☆
総合評価
★★★☆☆
完成度
★★★☆☆
入手難易度
★★★★★
プレミア度
★★★★★
 
 
 
 
 
    アジア方面でも高い人気を誇る「鉄拳2」が、SFC版で登場。16ビット機と言えども、さすがにポリゴンは無理だったようで、2D格闘になってしまっているが、その辺はグラフィックの描き込みでごまかしている。妙にリアルに見えるところはスゴイが、ゲーム自体の完成度はあまり高くなく、操作性やゲームバランスもいまひとつパッとしない。一応アジア製のオリジナルソフトらしいが、どうもジャレコ社の「デッドダンス」にかなり似た感じがする。それでもキャラ替えソフトとはまた違うので、プログラムを参考にした程度だろう。しかし、どうせ参考にするなら、もう少し完成されたシステムをベースにすれば良かったのではないかと思うが、その辺は次回作にでも期待したい。
 本作品は市場に流れている数が圧倒的に少なく、プレミア的価値が異常に高い。比較的最近登場された作品にも関わらず、価格は常に高騰している。生産元はヨーロッパ方面らしく、アジアではほとんど見掛ける事はない。コレクターなら多少高価でも、見掛けたら迷わず入手しておく事をオススメする。かなりマニアックな作品なので、一般ユーザーにはあまりオススメできない。
このソフト、とり立ててコレと言った特性はないのだが、マジコンを使ってもバックアップできないようになっている。特殊チップは使われていないのだが、特別なプロテクトがかけられているらしく、何故か落ちない。不思議と言えば不思議だが、そのおかげでエミュレータ用のイメージが出回っていないようなので、大金を叩いて入手したマニアにとっては嬉しい限りだろう。