Team Fortress Classicとは何か?Half-LifeのAdd Onでチーム戦専用のモジュールだ。元々Quake用に作られたTeam Fortressは50万以上もの人がダウンロードした人気モジュールだったが、残念ながらQuake2用には移植されなかった。しかしこの度Half-Life用として移植されTeam Fortress Classic(以下TFC)としてリリースされることとなった。これをインストールすることによりHalf-Lifeのバージョンは1.0.0.9になる。内容的にはゲームタイプとしてCTF、CTF亜種、狩り、陣取り的なもの、サッカーがある。今までのCTFとの最も大きな違いはキャラクタータイプによってその能力が違ってくるクラスというシステムを導入していることだ。このクラスの導入により、より一層チーム戦としての色合いが濃いモジュールに仕上がっている。つまり旗を奪取して来るのが得意なクラスとか防御系では優れた能力を発揮するクラスとか役割がはっきりしているので、その配置によっては非常にバランスの取れたチームが出来上がる。 マップもチーム戦のために適したオリジナルのものが用意してあり、赤青どちらのチームも同じレイアウトだ。チームのベースはその名の通りFortress(要塞)の様相を呈している。 尚、Team Fortress Classicとは別にTeam Fortress 2というのもあるが、こちらは有料のパッケージ版としてリリースされる予定だ。TFCは嬉しいことに無料で遊べる。個人的にはTF2の方に更なる期待を持っている。 尚ダウンロードは以下のサイトからするのが一般的だ。1.0.0.5からのものと1.0.0.8からのものと2つのパッチがあるが、1.0.0.5からのものはHalf-Lifeに対してまだ一度もパッチを当ててない場合に使う。 しかしこの公式サイトからダウンロード出来る場所は限られているので、その場合は以下のところに行ってみると良いだろう。30以上のダウンロードサイトのリストが載っている。ニュースの4月7日の部分を見るべし。 インストールが終わったら早速対戦だ。TFCリリースとほぼ同時にGooさんがサーバを立てて下さったので、是非ともこちらへ行ってみよう。 -----------------------------------------
更にTFCについて詳しく知りたい人は是非ともFUJIWARAさんのTFCページを訪れてみよう。 |
LAN版から正式版への大きな変更は、
1.インターネットで遊べるようになった。
といったところであろうか。 既にLAN版がインストールされていて、これに対して1.0.0.8から1.0.0.9へのパッチを当てるとうまくいかない場合がある。この場合はHalf-Lifeディレクトリ下にあるsierra.infの中のShortTitleをHALFLIFELANからHALFLIFEに変更してあげればOKだそうだ。私はCDから再インストールしたのでなんの問題もなかった。 またサーバーに接続した時に、"You are running a different Client dll than the server" のようなエラーメッセージが出てうまくいかない場合があるらしい。この場合はHalf-Life\valve\cl_dlls\からclient.dllをHalf-Life\tfc\cl_dlls\にコピーしてあげれば良いようだ。もちろんこの場合元のclient.dllのバックアップは取っておいた方が良いだろう。 |